昭和精機 加温・冷却兼用サーモスタット 『グリーンサーモ』 15F(3) (100V・200V対応)
プロのやり方をそのままご家庭で! 種の発芽、さし芽や、さし木に!ミニ温床に!
内蔵された高精度のマイクロスイッチが、鋭敏な受信部によって確実に動作し、サーモとしての高い信頼性と
長い寿命が保証されます。 防湿型で湿度の高いハウスや土中で安全に使用できます。
速断式のスイッチで、ラジオ・テレビ等への電波障害はありません。
■仕様
品番 |
15F(3) |
温度公差 |
OFF点設定で±1.5℃ |
定格電源 |
加温 AC100V 1500W
冷却 AC100V 250W |
使用範囲 |
空中・地中兼用 |
定格容量 |
加温 AC200V 3000W
冷却 AC200V 300W |
特長 |
加温・冷却兼用
完全防湿型(密閉型)
1台で加温も冷却も可能 |
温度範囲 |
5℃〜40℃ |
■15F(3)・ES(3)-5の接続方法
※結線には結線用の端子を使用することをおすすめします。
1. |
加温用・冷却用は同時に使用する事はできません。また、電源が三相交流の場合にはリレーが必要ですのでご注意して下さい。 温度設定をするときは安全の為作業の前にコンセントからプラグを抜いて操作して下さい。 |
2. |
グリーンサーモとヒーター・温床線(加温用)又は扇風機・換気扇(冷却用)を準備します。 |
3. |
リード線が3本(白線・赤線・黒線)出ていることを確認して下さい。グリーンサーモとヒーター・扇風機を下図の位置に接続します。
(1) ヒーター・温床線(加温用)で使用する場合
リード線の白線・赤線とヒーターと結線して下さい。
(2) 扇風機・換気扇(冷却用)で使用する場合
リード線の白線・黒線と冷却機器と結線して下さい。 |
4. |
それぞれで使用していない線(赤線もしくは黒線)は先端の裸部分を完全に被覆して下さい。余ったコードが邪魔にならないようにグリーンサーモのコードは束ね、その後、電源コンセント(100・200V)に差し込んでください。 |
5. |
リレーをご使用の場合はこちらの図を参照してください。 |
加温用と冷却用の違い
加温用と冷却用はスイッチの反応の仕方に違いがあり、それによって用途が分けられています。
加温用:スイッチが無反応の時に通電しているものを加温用といいます。
用途として冬場に温室内を設定温度まで温めたいときに使用します。温室内が設定温度より低い場合、常にヒーター等の電源を入れておく必要があります。しかし設定温度になると、ヒーターの電源を切る必要があります。その時、グリーンサーモが温度感知して電源を切る役目をします。加温用は設定温度になったら電源を切るためのスイッチになります。
冷却用:スイッチが無反応の時に通電していないものを冷却用といいます。
用途として夏場に温室内を設定温度になったら冷やしたいときに使用します。温室内が設定温度より低い場合、扇風機等の電源を入れる必要はありません。しかし気温が上昇し設定温度以上になると、扇風機等の電源を入れる必要があります。その時、グリーンサーモが温度感知して電源を入れる役目をします。冷却用は設定温度になったら電源を入れるためのスイッチになります。